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レコードジャケット タイトル 楽しいフォークダンス 副題 その踊り方と指導法
著者 文化サークル研究会編 出版社 兜カ理書院
発行日 1973年(昭和48年) その他   
ページ数 273頁 管理# B-9
コメント 世界各国のフォークダンス60曲の踊りかたを隊形別にわかりやすく解説。
フォークダンスの指導法、サークルの運営法、 学校や職場など各対象別のとりあげ方、 基礎知識、 国別のダンスの特色、民族衣装、など多方面にわたって記述されている。

テキストNo.
(ページ)
曲 名 曲 名(英) 国 名 コメント
B9-132 クマ・アッハ Kuma Acha イスラエル 意味→「起きよ、同胞よ」。 力強く元気に踊ります。
クマ(熊)が"アッハッハ"と大声で笑うのではありません。
B9-133 シミ・ヤデク Simi Yadech イスラエル 意味→「あなたの手を私に(Put Your Habd In Mine)」
B9-134 スルビヤンカ Srbijanka セルビア 踊り込むと楽しさの出てくる踊り。
B9-135 セブン・ジャンプ Seven Junp オランダ、デンマーク 意味→踊りの動作が全部で7っ次々と変化してゆくところから取られている。 長い伝統を持った踊りでデンマークでも踊られている。 子供と一緒に踊れる簡単な踊り。
B9-137  ニュー・コロー New Kolo イスラエル コロー( Kolo)の曲名だがイスラエルの踊り。
最初は抜き足、忍び足(スロー・パート)でゆっくり、次はダイナミックに素早いステップ(クイック・パート)で踊る。
B9-139 ハーモニカ Harmonica イスラエル この踊りの曲名「ハーモニカ」とは、イスラエルでは、ガラス片か金属板を槌で叩いて鳴らす原始楽器の名前。
B9-141 ヒネ・マ・トフ Hineh Ma Tov イスラエル 神に対する感謝の祈りを象徴した踊り。
B9-143 プレスカバック・コロー
(プレスカバック)
Pleskavac Kolo セルビア 初心者に最適の踊り。 かけ声 → 「ヘイ、ヘイ(Hey Hey)」「ハップ、ハップ(Hup Hup)」「ハイ、ハイ(Hi Hi)」など。
B9-144 マイム・マイム Mayim Mayim イスラエル 意味→「マイム(Mayim)はヘブライ語で「水」という、英語の(Water)」。 水のない砂漠の奥深いところで、水をみつけて、居住地に水を引くことができた喜びを踊りで表現している。 この踊りは"♪ マイム X 6回、ベッサッソン ♪"と歌いながら踊られる。  元気に "ヘイッ" とかけ声をかけて踊りましょう。
「コロブチカ」、「オクラホマ・ミクサー」と共に普及度ベスト・スリーの曲。
B9-145 ミラノボ・コロー Milanovo Kolo セルビア セルビア地方の男性の名をとり、ミランのコローから「ミラノボ・コロー」となる。踊りながら次のようなかけ声をかけて、コローの楽しさと雰囲気を盛り上げる。Hup Hup(フップ、フップ)、Veselo(ベセロ)、Hupatsup(フパッスプ)、Hai Hai Bozbe Dai(ハイハイボズヘダイ)、Ingro kolo(イングロコロー)。
B9-146 ミザルー (ミシルー) Misirlou ギリシァ 意味→「最愛の人(英語でBeloved)」という曲の名前。  原語では"ミシルー"と読む。  踊りの名称は「クリティコス」または「クリティコス・シルトー」と呼ばれている、クレタ島のシルトーの意味。
B9-148 アット・ジ・イン
(アカシアの風)
At The Inn ドイツ ドイツの有名な民謡「キャセリンの婚礼」で踊られる。
B9-150  ウインナ・ツー・ステップ 
(プログレッシブ・ツー・ステップ)
Vienna Two Step (Progressive Two Step) イギリス, OTD 別名→プログレッシブ・ツー・ステップ。
曲名からオーストリアのウィーンにちなんだものと思われる。

☆ 「ウインナー・ツー・ステップの音楽は19世紀後半に兄のヨハン・シュランメル(Johann Schrammel) の作曲で、曲名は「ウイーンはいつもウイーン(Wien bleibt Wien)」といいます。フランツ・ヨーゼフ皇帝の時代のオーストリアで戦争に敗れ、自信をなくしたウイーン市民を鼓舞するために作られた。→(しんちゃんより、2008/08/19)」
スポーツ番組のテーマ音楽として使われたこともあり、ブラスバンドなどでもよく演奏されている(行進曲)。
バルソビアナ・ポジションだが、きついのでWポジションでOK
B9-151 エイス・オブ・ダイヤモンド Ace Of Diamond デンマーク デンマークの農民の踊りで軽快に踊られる。
B9-153 チェスナット・ツリー
(大きな栗の木の下で)
Chestnut Tree イギリス、 レク、 子供フォークダンス 邦名→大きな栗の木の下で。
ゼスチュアが踊りに含まれている。
プレイ・パーティ・ゲームなのでレクリェーションの行事などで踊ると楽しい。 
B9-155 オー・ジャニー
(オ―!ジョニィ)
Oh Johnny アメリカ プロムナードのとき、オー・ジャニー 、オー・ジャニー 、オゥーと合唱しながら歩きます。
B9-156 オクラホマ・ミクサー 
(オクラホマ・ショテッシュ) (仲よくならんで)
Oklahoma mixer (Oklahoma Schottche) アメリカ、 レク、 子供フォークダンス フォークダンス初心者に教える種目として最適。
マイム・マイム、コロブチカと共に、日本で最もよく知られている曲、学生時代を思い出して!
B9-157 オスロー・ワルツ
 (サークル・ワルツ)        
Oslo Waltz (Circle Waltz) イギリス 「オスロー・ワルツ」は日本で躍られている名前で、本場のイギリスでは「サークル・ワルツ」のタイトルで踊られている。 パーティのラスト・パートで踊られる。
B9-158 カナデイアン・バーン・ダンス Canadian Barn Dance イギリス、OTD イギリスのオールド・タイム・ダンス(Old Time English Bollroom Dance)ですから上品に踊りましょう。
B9-160 クルンパ・コイス
 (木の靴 )     
Klumpakojis (Wooden Shoes) リトアニア 「木の靴」という名称は、この地方の人たちが昔のままの伝統ある木製の靴をはいて床を踏みながらおもしろいゼスチェアを加えて踊るところから名付けられた。人差し指をパートナーに向けて振る、フィンガーズ・ダンスである。
B9-162 キャトル・コール・ワルツ Cattle call Waltz アメリカ 意味→「放牧してある家畜(主として牛)を呼ぶ声のこと」。 カウ・ボーイの生活を情緒豊かに歌っていて、牛を追いながら呼ぶヨーデルが歌に入っている。
B9-164 キャンベルス・アー・カミング (こんにちは) Campbells Are Coming スコットランド 意味→「スコットランド西部ローモンド湖から"キャンベルス一家がやってくる"」
B9-166 キンダー・ポルカ
(小羊のポルカ)
Kinder Polka ドイツ ドイツの最もやさしいフォークダンス。 フィンガーダンスの一つ。
B9-168 コロブチカ karobushka ロシア 意味→行商人の荷、 「マイム・マイム」、「オクラホマ・ミクサー」と共に普及度ベスト・スリーの曲。
B9-169 ジングル・ベル Jingle Bells アメリカ, SD、レク 何といってもクリスマス・シーズンには欠くことのできない有名な曲。 通常ミクサーで踊られる。 
書籍B-5は他のジングル・ベルと踊り方が異なる(スキーをこいでいる動作などが入っている)。
B9-170 スイス・チェンジング・ダンス Swiss changing Dance スイス パートナーがつぎつぎと変わる軽快な曲です。
B9-171 ストップ・ガロップ
(ストップ・ギャロップ)
Stop・Gallop ドイツ ガロップ(Gallop)とは、英語で馬の駆け足のこと。 
B9-172 ダンシング・イン・ザ・ストリート Dancing In The Street アメリカ, RD 通りで踊ろう!,   軽快で簡単に踊れます。一人右側の人へミクサーするのが基本ですが、LOD方向へミクサーが連続しているときは、臨機応変に"左の人へ〜"と声をかけて踊りましょう。スコティッシュでも同名の踊りあり"Dancing in the Street (R8x32-3C) (4C set)"
B9-174 ト・トゥール
(トゥ・トゥール)
(トゥ・トゥアー)
To Tur デンマーク 意味→「ト(To)は英語のTwoすなわち2つ、トゥール(Tur)はフィギュアーのこと。 したがって二つのフィギュアーのある踊り」。
B9-175 初恋によろしく レク, ポピュラー リズミカルな踊りです 、歌を口づさみながら、楽しく踊りましょう。
B9-176 パティケーク・ポルカ Patticake Polka アメリカ 意味→「"パティ"とはフランス語のPattyで饅頭のような小型のパイが元になっている」。 国はアメリカで分類しているがイギリスでも同じ踊り方をしている稀なダンス(曲名は→Rat-a-cake Polka)。
B9-177 ヒンキー・ディンキー・パーリー・ブー Hinky Dinky,Parley-Voo アメリカ, SD 戦後アメリカで流行した音楽に振付けた踊り。パーティ・ミクサーの定番曲の一つ「ヒンキー・ディンキー・パーリー・ブー」と歌いながら踊る。 意味→「ヒンキー・ディンキーとは"すばらしい"とか"第一流"とかいう意味のスラング。パーリー・ブはフランス語の"Parlez Vous"が語源で、話せますか?(フランス語を)という意身になります」
B9-179 ベ・ダビッド Ve David, (Vedaveed), (Ve'David), (Vedavid Yefe Eynaim) イスラエル 意味→「ダビッドとは紀元前1000年頃イスラエルの最盛期をつくったダビデ王のこと」
B9-180 ファード・ブランキータ Fado blanquita ポルトガル ポルトガル系のダンスは足の動きを激しく踊る。
B9-182 リング・マズルカ Ring Mazrka スカンジナビア リングとはサークルのこと。 楽しいプレイ・パーティ・ゲームの踊りです。
B9-184 アダのクヤヴィアク #1 Ada's Kujawiak #1 ポーランド 「アダ」という人が考えた恋人同士の踊りで、甘いムードで流れるように踊ります。
ポーランドのナショナル・ダンス。
B9-187 アラバマ・ワルツ Alabama Waltz アメリカ, RD アラバマ州の名を冠している「アラバマ・ワルツ」の曲に振付けられた、美しい叙情的なワルツ曲で古いラウンド・ダンスです。 この踊りでラップ・ポジションを練習しましょう。
B9-190 コリード
(エル・コリード)
Corrido (EL Corrido) メキシコ メキシコの踊りといえばまずコリード、パーティでも圧倒的な人気を得ています。
B9-192 シューメーカーズ・ダンス
(くつやさん)
Shoemakers' Dance デンマーク 意味→「靴屋さんの踊り」
B9-193 スクエア・タンゴ Square Tango イギリス このタンゴは簡単に踊れます。
スクエアだからボックスをSQQ SQQと踏む。
B9-195 スピニング・ワルツ Spinning Waltz フィンランド 曲名は女子と男子がそれぞれ手の下をスピン(回転)することから名付けられた。
B9-197、 セント・バーナード・ワルツ St.Bernard Waltz イギリス、OTD セント・バーナードは聖徒バーナードの名から取られたもので犬ではない。
B9-198 チゴイネル・ポルカ Zigeuner Polka スイス ポルカといつても実際はショティシュで踊られる、ホップのときもわずかに床から離れる程度で踊られる。
B9-200 テネシー・ワルツ Tennessee Waltz アメリカ, RD 1951年にパティ・ペイジ(Patti Page)の歌で大ヒットした有名曲(しかし、美しい失恋のワルツ曲である)。テネシー州の州歌となっている。
B9-202 ドルル・ザッツリグ Drrr Gzatzlig (Dr Gzatzlig) スイス ドルル(Drrr)とは英語の"The"に相当するスイス語。 "Dr"と書いてドルルと発音する、しかしドクターの略字と間違いやすいのでDrrrと表記している。 スイス特有の掛け声"ヤッホッホー"と元気よくかける。
B9-204 ナポレオン Napoleon デンマーク 明るく軽快なショーティッシュ・ステップの踊りで学校教材にも古くから取り上げられている。
B9-206 ババリアン・レントラー 
(ババリアン・ランドラー)
Bavarian Landler 南ドイツ 南ドイツ(ババリア地方)で踊られている、出会いからハッピー・エンドまで男女の恋を物語風に表現した人気曲。加古川公民館発表会-'03
B9-210 プライド・オブ・エリン・ワルツ Pride of Erin Waltz アイルランド 意味→「エリン(Erin)とはアイルランドのことで、アイルランドの誇り、の意」。 曲は広く世界で歌われているアイルランド民謡の「アイルランドの子守歌(That's an Irish Lullaby)」として有名。
又、この曲を用いて踊れる別の踊りがあります「アイリッシュ・ワルツ(Irish Waltz)」。
B9-212 マスカレイド Masquerade デンマーク 意味→「仮面舞踏会」。 その昔デンマーク王朝の繁栄した頃に宮廷で行われた華やかな仮面舞踏会を象徴した踊り。
B9-213 メキシカン・ワルツ Mexican Waltz メキシコ、SD メキシカン・ワルツ (メキシコ)のスクェア・ダンス版もあり。
B9-215 ライ・ワルツ Rye waltz アメリカ 意味→「ライ(Rye)→ライ麦(穀物、黒パンやウイスキーの原料)」、原曲→「スコットランド民謡、Comin' Thro' The Rye」「故郷の空」、「夕空はれて」, ♪ 夕空晴れて 秋風吹き・・・ ♪。
B9-217 ラ・リンカ La Rinca イギリス 意味→「リンカ(フランス語)、英語でリンク(Rink)すなわちスケート場のこと」。 スケートをする人の動作をダンスにしたもの。 アイス・スケート・リンクの上で踊っているような気持ちで、のびのびと踊りましょう。
スケートが出来る人はフィギュアー・スケートをペアで楽しむ心持でどうぞ! 呼間をいっぱいに使って滑らかに動作しましょう。
B9-220 あの町この町 Up Town and Down Town (Golden Slippers) アメリカ, SD スクエアダンスといえば、「ネリー・ブライ」か、この「あの町この町」が代表的な踊りです(Old Square Dance)。  スクエアダンスは他のフォークダンスとは異なり、いくつかの基本動作を覚えれば、どんな曲でも踊れるという特徴を持っています。
一組なかよくあの町へ、三組一緒にこの町へ、もいちど一緒にあの町へ、・・・とパター・コールで動きます。 音楽が軽快なので皆さんノリノリで楽しく踊りました。  
B9-222 きつねとがちょう  
(フォックス・アンド・グース )
Fox And Goose スウェーデン 先頭の人は親、後端の人が子がちょうになる。
B9-223 スドマリナス
(スードマリーニャス)
Sudmalinas ラトビア 水車・風車の意味。 女子8人、男子8人の16人で踊る。 2組対のスクェア・フォーメーション。 日本で踊られているスードマリーニャスは4組8人で踊る。
B9-225 テン・リトル・インディアンズ Ten Little Indians アメリカ, SD 意味→「10人のインディアン」。
 原名を"John Brown had a Little Indiauns" といい、メロディは「よっぱらいの水夫(Dr-unken Sailor)」 が用いられている。
4人サークルで踊るやさしい踊りです。
B9-226 ネリー・ブライ 
(テキサス・スター)
 (大きい星)
Nelly Bly (Texas Star) アメリカ, SD 大きな星。  戦後、W・P・ニブロ氏によつて紹介された有名な踊り。留意点→(2)女子が円心へ前進後退のときスカートをつまんで挨拶と、右手を高く上げてスナップする(指を鳴らす)ケース。(3)男子右手スター、次に左手スターに変わるとき拍手するケースがあります。 スナップと拍手で踊りました、メロディに合わせて楽しく踊れるように皆で練習しましょう。
B9-228 バージニア・リール Virginia Reel アメリカ イングランドの"Sir Roger de Coverly"が移民によってアメリカに渡り、これが原型となって生まれた踊り。
B9-230 マン・イン・ザ・ヘイ
(まぐさつみの人、 乾草の中の人)
Man in The Hay ドイツ 意味→「邦名でまぐさつみの人」。 北ドイツの農村で昔から踊られている伝統のあるダンス。
ゴロ合わせ→満員だぜ!
B9-233 リトル・マン・イン・ア・フィックス (困った小人) Little Man In A Fix デンマーク デンマーク語源名→Bitte Mand I Knide(ビッテ・マン・イ・クニーベ)は"苦境に立つ小人"・"板ばさみになって困っている小人"の意味。 自由隊形で会場内いっぱいに散らばって踊り始めます。 踊りで次の相手を探すとき、見つからなかったり、複数の組が押し寄せたりしたときの状態をいう。
音楽は4回繰り返しでテンポが早い(2分28秒)のと5回繰り返しでゆっくり(3分24秒)の音楽があるので、状況を見て使い分けましょう。


 

 

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