"Sound in Kazu" の心臓部 ディスク収納庫
何処から音や映像が次々と出てくるのと言われるが、通信とか、有線ではありません、
すべてこの部屋に設置したディスク収納庫から。
カウンター室のリモコンから選曲されたリクエスト番号は壁をぶち抜いて貫通した穴を通る受光ケーブルで結ばれている。イルミネーションランプが点灯したディスク搬送エレベーターがゆっくり動き出す、トレイからデスクを取り出しセットすると、プレイヤーが演奏を始める。その動きを見てるだけでも楽しいね、昔のジュークボックスを思い出します。いや音楽演奏だけだとレコードがCDに変わっただけでジュークボックスそのままだよね。(陰の声 "ジュークボックス" てな〜に?? ・・・齢がバレそう)
(A) ビデオCD 720枚オートチェンジャー機(360枚X2台)
(B) CDグラフィック オートチェンジャー機360枚X2台
(C) レーザーディスク 144枚オートチェンジャー機
(D) レーザーディスク 300枚(手差し)(100枚X3ラック)
(D) | レーザーディスクのオートチェンジャー機はどうやってこの場所に据付けたの?と良く聞かれるが、男3人と手動式フォークリフトで
持ち上げて、そのままでは入らないので一度横にして入れ込み中で立て直したもの、 元々この機械はフラットな床面に設置 するもので下部に大型キャスターが付いている。 今度取り除くときは現場で解体するしかないね(幅729奥行き652高さ1175mm)。 大きすぎて写真でも上部は隠れて見えない。 ルームッゥルーム・リモートコントロールシステムを導入しているので、ディスク倉庫側の部屋からも操作できる(ビデオCDとレーザーディスク) CDグラフィックは1号機と2号機の切り替えが必要なためカウンター室からの操作のみ。 フォークダンスのCDはこの機械にセットしている。 |
オートチェンジャー機の構成
備考 | A | ビデオCD 720枚オートチェンジャー機 (360枚X2台、1号機、2号機連奏) | SONY CDK−P7F | 再生プレイヤー2台/1基による 交互運転再生 |
B | CDグラフィック オートチェンジャー機 360枚X2台(1号機、2号機切り替え運転) | VICTOR DH−1000 | 再生プレイヤー2台/1基による 交互運転再生 |
C | 30cm レーザーディスク 144枚オートチェンジャー機 | PIONEER LC−V50 | 両面再生プレイヤー2台(上下) による交互運転再生 |
はじめに
針をサウンドボックスに取り付け、ハンドルをグルグル回してゼンマイを巻きます。
スタート
レバーを手前に引くと回転しはじめます。
サウンドボックスをゆっくり盤におろす 。
演奏終了
サウンドボックスを持ち上げ、レバーを元に戻すと回転が止まります。
音量調整
電気を使わずに音を出す手巻き蓄音機は、ヴォリュームつまみというものがありません。針の種類(太さや材質)で再生音量の調整をします。
ホーンを取り外しても、ビンビン部屋中に響き渡る勢いで音楽が流れます、音の大きさはホーンなしでも充分です。
速度調節
ターンテーブル横に速度調節のレバーがあります。
針の交換
蓄音機のサウンド・ボックスはこれ自体かなりの重みがありますので、1面かけるだけで鋼鉄製の針でも擦り減ってしまいます、
頻繁に交換が必要です(レコードを1面演奏したら、針を交換するが理想ですがね、交換しないとレコード盤の溝がガタガタに)。
今はディスプレイとしての存在感が強いですね、たまにデモストレーションとしてレコードをかける程度です。
レーベルは上記のターンテーブル上にセットしているレコード、 コロンビア A-1050 高峰三枝子さんのA面「情熱のルムバ」とB面「牧場の花嫁さん」。1951年 レーベルには「ルムバ」と表示されており時代を感じさせます(写真はB面)、昭和26年ですから。 「情熱のルンバ」懐かしのメロディです、「南の花嫁さん」と共に女性に人気があり、レクダンスでよく踊られています。 | 戦後のスクェア・ダンス普及時代のレコード。長い年月が経過しレーベルの文字もかすれ気味。 スクェア・ダンス 第一集、Victor AE−8。 A面「オースザンナ(Oh,Susanna)」おなじみのフォスターの曲。 B面「ザ・ガール・アイ・レフト・ビハインド・ミー(The Girl I Left Behind Me)」。"テキサスの黄色いバラ"という映画主題歌の中でよく知られている曲。 フォークダンス・パーティでミクサーダンスとして盛んに踊られています。 |
オスロー・ワルツ(米) ジビディ・ジビダ(仏) | コロンビア AK-503 | 1956年 |
エース・オブ・ダイヤモンド(デンマーク) チエボガー(ハンガリー) | コロンビア AK-27 | 戸倉ハル 監修 |
コリード(メキシコ) 五木の子守歌 | コロンビア AK-273 | →三笠宮殿下御監修 |
ジングルベル・茶色の瓶 | コロムビア AK-038 | 文部省 監修、 日本レクレーション協会 推薦、 |
ネリーブライ・青い山脈 | コロムビア AK-039 | 文部省 監修、 日本レクレーション協会 推薦、 |
コロブチカ/セブンステップ | コロムビア AK-091 | 文部省 監修、 日本レクレーション協会 推薦、 |
クロス・オーバー/キャプテン・ジンクス | コロムビア AK-144 | スクェアダンス 第3集、文部省 監修、 |
コハノチカ/スパニッシュ・サークル | コロムビア AK-149 | フォークダンス 第4集、文部省 監修、 |
バリから来た娘/ユーアーマイ・サンシャイン | コロムビア AK-202 | スクェアダンス 第4集、 |
グランド・スクェア/かがり火囲んで | コロムビア AK-381 | スクェアダンス 第6集、 |
アック・ヤー/ウインドミゥーラー | コロムビア AK-504 | フォークダンス・シリーズ #12、 |
会津磐梯山/佐渡おけさ | ビクター AE-092 | スクェアダンス 第4集(日本民謡編)、島田 豊 監修、 |
クシコス・ポスト/ふるさとの | ビクター AE-253 | 学校ダンス(中学校・高等学校用) 戸倉ハル 監修、、 ビクター・オーケストラ |
ポルカ・サ・ナヨン(フィリピン) ティクロス(フィリピン) | ビクター AE-445 | 戸倉ハル 監修 1958年 |
マイム/コル・ドディ | ビクター AE-297 | 三笠宮崇仁親王(みかさのみや たかひとしんのう)・柳田 亨 監修 |
ポルカ・サ・ナヨン(フィリピン) ティクロス(フィリピン) | ビクター AE-445 | 戸倉ハル 監修 1958年 |
「砂山」*「証城寺の狸ばやし」 | ビクター B-102 | 童謡唱歌、A面 砂山 徳倉さだ子 B面 証城寺の狸ばやし ビクター児童合唱団 |
学校ダンスレコード/「おぼろ月夜」*「遠足」 | ビクター B-282 | 戸倉-ハル 監修 文部省唱歌、 A面 おぼろ月夜、 B面 遠足 ビクター・オーケストラ |
学校ダンスレコード/「キャラバン」*「美わしのワルツ」 | ビクター B-313 | A面 キャラバン、 B面 美わしのワルツ、 服部 正 作編曲、 ビクター・オーケストラ |
仲良くならんで/ご門くぐり | ビクター B-556 | 佐野 鋤 編曲 中沢善宏 監修 |
島田児童舞踊研究所・学校ダンス 2枚組 | ビクター J-30085/86 | 可愛いゝリズム/ピエロ人形・仲よし子よし、小鳥の訪れ/玩具の行進曲 |
桑港のチャイナ街(SD、レク) /ハワイ航空便(レク) | ビクター V-40521 | 1950年 |
ポルカ/黄金の花 | キング C-965 | 梅村レイ子 監修 篠原正雄 編曲 |
リトル・ベイカ・ガール/パイス・グライド | キング C-810 | 玉置真吉 監修 篠原正雄 編曲 |
浜辺の歌(RD、レク) 出船(レク) | テイチク TEICHIKE-713 | |
懐かしのサウンド オープンリールデッキ
オープンリールデッキといえば年輩の方はご存じの方も多いでしょう。
今ではすっかり姿を消してしまったけれど、オープンデッキの10号リールがゆっくりと回っている光景は一度みたら脳裏から離れないですね。映画館の映写機が回っているような感じ。やはり、オープンなら10号リールが向いてますね。5号、7号とは迫力が違います。
操作方法
テープをデッキの左のリール軸に入れる。右の軸に空リールを入れる。
(10号はリールクランパをリール軸にセットする。)
リーダーテープをテープガイドローラー、キャプスタンの間をつたわせて空リールのエッジに挟み込む。(この操作が面倒ですね、でもマニアはこれが楽しいのです、注意しないと上下逆さにねじれてセットしたりします)。
STARTボタンを押してゆっくりとリーダーテープが空リールに巻き込まれて数秒後、ミュージックが流れる。
4トラックステレオ、19cm/secで録音されたものが最も多い。市販のミュージックテープもこのサイズです。(7号リール、10号は業務用)
機種
TEAC X−1000R/dbx (Silver) 1981年
1. 4トラック(四分の一)・2チャンネル・ステレオ
2. 6ヘッド、往復録音再生(オートリバース)
3. サイズ 幅42p,奥行26p,高さ45p
(10号リールを装着すると幅55p,高さ51pとなりデカイですね。)
4. 10号リール 直径約26.5cm (右の写真)
昔は(1945年代)は3号リール(直径約9cm)用のポータブル・テープレコーダーを持ってハイキング、神戸・六甲山上の公園でフォークダンスを皆で踊つたものです。
思い出のサウンド 8トラックプレーヤー(通称8トラと呼ばれている)
再生する時、このテープ カートリッジをプレーヤーに差込み4曲セレクト・ボタンを押すだけで再生できる、操作が大変簡単な為、繰返して聞くという用途に適しています。 ← テープ カートリッジをセツトする位置 ← テープ カートリッジ本体(4曲入り) ← テープ カートリッジを半分挿入したところ、全部中に手で押し込む。 |